スキマ時間を活用して学んだり、物語の世界に浸ったりできる「オーディオブック」。近年、その手軽さと魅力から利用者が急増しています。しかし、いざ始めようとすると、「どのサービスを選べばいいの?」という疑問にぶつかる方も多いのではないでしょうか。
特に、日本で人気のオーディオブックサービスとして双璧をなすのが、国内コンテンツに強い「audiobook.jp(オーディオブックジェイピー)」と、Amazonが提供する世界最大級の「Audible(オーディブル)」です。
【筆者のオーディオブック体験談】
本を読みたいけど時間がない…そんな悩みを解決してくれたのがオーディオブックでした。私も『audiobook.jp』と『Audible』の両方で、試した経験があります。今ではオーディオブックライブラリに5冊ほどストックしていますが、やはり最大の魅力は『本を開かずに読書できる』こと。通勤中でも家事をしながらでも、耳から知識や物語を楽しめるのは本当に画期的ですよね。ただ、実際に使ってみると、サービスによって料金体系や得意なジャンル、アプリの使い勝手などが結構違うんです。だからこそ、自分に合ったサービスを選ぶのが、快適なオーディオブックライフを送る上でとても大切だと感じています。
この記事では、そんなaudiobook.jpとAudibleという2大サービスに焦点を当て、料金、作品ラインナップ、無料体験、機能などを最新情報(2025年5月2日、現在)に基づいて徹底比較!あなたが最適なサービスを選ぶための判断材料を分かりやすく提供します。
audiobook.jp vs Audible 基本スペック比較表
まずは、両サービスの基本的な特徴を比較表で見てみましょう。
項目 | audiobook.jp (オーディオブックジェイピー) | Audible (オーディブル) |
---|---|---|
運営会社 | 株式会社オトバンク (日本) | Audible, Inc. (Amazon傘下) |
主な料金体系 | 聴き放題 / 月額ポイント制 / 単品購入 | 聴き放題 / 単品購入 |
聴き放題月額(税込) | 1,330円 (年額9,990円なら月約833円) | 1,500円 |
聴き放題対象作品数 | 1.5万冊以上 | 12万冊以上 |
得意ジャンル(傾向) | ビジネス書, 自己啓発, 語学, 日本の書籍 | 全般、洋書, エンタメ小説, 自己啓発, ポッドキャスト |
無料体験期間 | 14日間 (聴き放題プラン) | 30日間 |
ポイント制 | あり (月額会員プラン) | なし |
単品購入割引 | 不明 | 不明 |
この表だけでも、料金体系や作品数、得意ジャンルに違いがあることが分かりますね。次に、各項目を詳しく比較していきましょう。
徹底比較①:料金プラン – あなたの予算と聴き方に合うのは?
月々のコストに関わる料金プランは、最も重要な比較ポイントの一つです。
audiobook.jp の料金プラン
audiobook.jpは、利用スタイルに合わせて選べる複数のプランが特徴です。
- 聴き放題プラン:
- 月額:1,330円(税込) / 年額:9,990円(税込) ← 月換算約833円と非常にお得!
- 対象の1万5千冊以上の作品が聴き放題になります。ビジネス書や自己啓発書を中心に、幅広いジャンルをたくさん聴きたい方におすすめ。
- 月額会員プラン:
- 月額550円~33,000円(税込)の幅広いプラン設定。
- 毎月、支払った金額以上のポイントが付与され(ボーナスポイント含む)、そのポイントを使って好きなオーディオブック(聴き放題対象外の新刊なども含む)を購入する仕組みです。聴きたい本がある程度決まっている場合に無駄がありません。
- 単品購入:
- プランに加入せず、欲しい作品だけを都度購入することも可能です。
Audible の料金プラン
Audibleは、シンプルな月額聴き放題プランがメインです。
- 聴き放題プラン:
- 月額:1,500円(税込)
- 12万冊以上の対象作品が聴き放題になります。対象作品数の多さが最大の魅力です。
- 単品購入:
- 聴き放題対象外の作品も購入可能。
料金比較のポイント
- 聴き放題の月額料金: audiobook.jpの方が若干安いですが、年額プランで比較するとaudiobook.jpが圧倒的に安くなります。
- 聴き放題対象作品数: Audibleが12万冊以上と、audiobook.jp(1.5万冊以上)より多いです。ただし、聴きたいジャンルがaudiobook.jpの得意分野(ビジネス書など)であれば、作品数に不満を感じない可能性もあります。
- プランの柔軟性: audiobook.jpは聴き放題、ポイント制、単品購入と選択肢が豊富です。Audibleは月額聴き放題が基本です。
- 単品購入の割引: Audible会員の方がお得です。
徹底比較②:作品ラインナップ – 聴きたい本が見つかるのは?
料金と並んで重要なのが、どんな本が聴けるかという点です。
- audiobook.jp:
- 強み: ビジネス書、自己啓発書、語学学習コンテンツの品揃えは業界随一と言われています。日本の出版社との連携が強く、日本の小説や実用書も豊富です。セミナー音源や講演会なども。
- 探しやすさ: カテゴリ分類が分かりやすく、目的の本を探しやすいインターフェースです。
- Audible:
- 強み: Amazonのプラットフォームを活かし、洋書(原書)のラインナップが非常に豊富です。海外のベストセラー小説やノンフィクション、自己啓発書も充実。Audibleオリジナル制作のポッドキャストも多数配信されています。
- 探しやすさ: Amazonのレビューと連携しており、評価を参考にしやすいです。レコメンド機能もあります。
徹底比較③:無料体験期間 – じっくり試せるのは?
どちらのサービスも無料体験を提供しており、気軽に試すことができます。
- audiobook.jp: 14日間(聴き放題プランが対象)
- Audible: 30日間
期間の長さではAudibleの方が長く、よりじっくりとサービスを試すことができます。ただし、audiobook.jpの14日間でも、サービスの使い勝手やラインナップを確認するには十分な期間と言えるでしょう。
【最重要注意点】
どちらのサービスも、無料体験期間が終了すると自動的に有料プランに移行し、課金が開始されます。 サービスを継続しない場合は、必ず無料期間中にご自身で解約手続きを行う必要があります。 解約方法は各サービスの公式サイトでご確認ください。
ンや細かな機能の好みは分かれる可能性があります。無料体験で実際に操作してみるのが一番です。
結局どっちを選ぶべき?タイプ別おすすめ診断
これまでの比較を踏まえ、あなたにおすすめのサービスを診断します。
▼ audiobook.jp がおすすめな人
- 年額プランでコストを最大限抑えたい
▼ Audible がおすすめな人
- 聴き放題対象作品数の多さを重視したい
- 30日間の無料体験でじっくり試したい
まとめ:あなたに最適なオーディオブックサービスを見つけよう!
audiobook.jpとAudibleは、どちらも「聴く読書」という新しい体験を提供してくれる、甲乙つけがたい素晴らしいサービスです。それぞれに料金体系や得意なジャンル、機能面での強みがあります。
ビジネス書や語学コンテンツを深く学びたい方、年払いでコストを抑えたい方には「audiobook.jp」が有力な選択肢となるでしょう。一方、幅広く楽しみたい方、圧倒的な作品数や長めの無料体験期間を重視する方には「Audible」が魅力的に映るはずです。
私の経験からも、両方のサービスにそれぞれの良さがあり、最終的にはご自身のよく聴くジャンルや利用スタイル、料金に対する考え方で最適なサービスは異なります。
幸いなことに、どちらのサービスも無料体験期間を設けています。百聞は一聴に如かず。迷ったら、まずは両方の無料体験に登録して、実際に使い比べてみるのが一番確実です。
ぜひ無料体験を通じて、「耳で読む」新しい読書体験の素晴らしさを実感し、あなたにぴったりのサービスを見つけて、充実したオーディオブックライフをスタートさせてください!
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