導入:読まなくなった本、どうしてる? 手間と価格の悩み
読まなくなった本、聴かなくなったCD、クリアしたゲーム…。「いつかまた読むかも」「捨てるのはもったいない」と思いつつ、部屋のスペースを圧迫していませんか? いざ処分しようと思っても、「どこで売るのが一番いいんだろう?」「面倒なのは嫌だな…」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
以前、引っ越しの際に大量の物を直接持ち込んで買い取ってもらった経験があります。しかし、重い荷物を運ぶ手間がかかった上に、中には『えっ、これだけ?』とタダ同然の査定額になったものも…。この経験から、特に大量処分の際は、人に会わずに自宅から送れる「宅配買取の手軽さ」と、「適正な価値」で買い取ってもらうことの重要性を痛感しました。
そんな時、選択肢としてよく挙がるのが、フリマアプリの代表格「メルカリ」と、本・CD・ゲーム専門の宅配買取サービス「もったいない本舗」です。両者は似ているようで、実はサービス内容やメリット・デメリットが大きく異なります。
この記事では、両者の違いを分かりやすく比較し、「どちらが自分に合っているのか」、そして特に「もったいない本舗がどんな場合におすすめなのか」を、データや具体的な利用シーンを交えながら詳しく解説していきます。
「もったいない本舗」とは? 宅配買取専門サービスの特徴
「もったいない本舗」は、古本買取通販ドットコム株式会社が運営する、本・CD・DVD・ゲームソフト専門の宅配買取サービスです。実店舗を持たず、インターネットでの買取に特化しています。
主な特徴:
- 宅配買取に特化: 売りたい品物をダンボールに詰めて、自宅から送るだけ。集荷依頼も可能なので、重い荷物を運ぶ必要がありません。
- 送料無料の条件あり: 古本なら30冊以上、CDなら20点以上、DVD・ゲームソフトなら10点以上など、一定の点数を送れば送料・査定料が無料になります。(条件は変更される可能性があるので公式サイトで要確認)
- 無料ダンボール提供: 梱包用のダンボールがない場合、無料で送ってもらえます(枚数制限あり)。
- 幅広い買取対象: ISBNコードが付いている比較的新しい本から古い本、専門書、洋書、CD、DVD、ゲームソフト、ゲーム機本体まで幅広く買い取っています。
- 専門スタッフによる査定: 一点一点、専門のスタッフが査定を行います。「自動承認」を選べば、査定完了後すぐに手続きが進みます。
- スピーディーな入金: 査定完了後、承認(または自動承認)されれば、最短で翌営業日~3営業日程度で指定口座に入金されます。
メリット:
- とにかく手間がかからない: 自宅にいながら全て完結できます。
- 大量処分に最適: 引っ越しや大掃除などで出た大量の品物を一度に送れます。
- 値段がつかないものも引き取り: 状態によっては値段がつかない場合もありますが、無料で引き取ってリサイクルなどに回してくれる場合があります(要確認)。
- 専門的な査定: 専門書など、メルカリでは価値が分かりにくいものも査定してもらえます。
デメリット:
- メルカリのように高値で売れるとは限らない(業者買取価格になる)。
- 買取不可品もある(ISBNなし、百科事典、汚れ・破損がひどいものなど)。
- 査定額に納得いかない場合の返送料は自己負担になる。
「メルカリ」とは? フリマアプリの代表格
「メルカリ」は、株式会社メルカリが運営する日本最大のフリマアプリです。個人間でスマートフォンを使って簡単に商品の売買ができます。
主な特徴:
- 個人間取引: 自分で商品の写真を撮り、説明文を書き、価格を設定して出品します。購入希望者とコメントでやり取りすることもあります。
- 出品物の自由度が高い: 本・CD・ゲームはもちろん、洋服、雑貨、家電、ハンドメイド品まで、規約の範囲内であれば様々なものを出品できます。
- 価格設定の自由度: 商品の価値や相場を見ながら、自分で値段を決められます。希少価値の高いものや人気商品は、思わぬ高値で売れる可能性があります。
- 匿名配送オプション: 「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」を使えば、お互いの住所氏名を知られずに取引できます。
メリット:
- 業者買取よりも高値で売れる可能性がある。
- 本・CD・ゲーム以外の様々な不用品もまとめて出品できる。
- 自分で価格を決められる。
- 掘り出し物が見つかる楽しさもある(購入者視点)。
デメリット:
- 出品・梱包・発送の手間がかかる。 写真撮影、説明文作成、価格設定、購入者とのやり取り、梱包材の準備、発送手続きなど、やることが多いです。
- 売れるまでに時間がかかることがある(売れない可能性も)。
- 販売手数料(販売価格の10%)と送料(サイズによるが、出品者負担が多い)がかかる。
- 個人間取引のため、まれにトラブルが発生する可能性も(運営のサポートあり)。
徹底比較!「もったいない本舗」vs「メルカリ」早わかり表
両者の違いを表にまとめました。
比較項目 | もったいない本舗 | メルカリ |
---|---|---|
サービス形態 | 宅配買取(業者買取) | フリマアプリ(個人間取引) |
主な取扱商品 | 本、CD、DVD、ゲーム | ほぼ全ての商品(規約範囲内) |
手間 | ◎ 少ない(箱詰め・集荷依頼だけ) | △ 多い(出品・撮影・梱包・発送・やり取り) |
販売価格 | △ 業者買取価格 | ◎ 高値の可能性あり(自分で設定) |
スピード(現金化まで) | ○ 早い(査定・入金で数日~) | △ 売れるまで不明 |
手数料 | ◎ 基本無料 | △ 販売手数料10% + 送料 |
大量処分 | ◎ 向いている | △ 手間がかかる |
価格交渉 | × なし | ○ あり(コメントでのやり取り) |
匿名性 | ○(業者との取引) | ◎ 匿名配送あり |
おすすめな人 | 手間を省きたい人、大量処分したい人 | 高く売りたい人、色々な物を売りたい人 |
データで見る? 価格と手間について
明確な比較データは少ないですが、一般的な傾向として以下が言えます。
- 価格: メルカリの方が高値で売れる可能性は高いです。特に人気作家の新刊や限定版のゲーム、廃盤CDなどは、定価以上で取引されることもあります。一方、もったいない本舗は市場価格に基づいた業者買取価格となるため、メルカリほどの高値は期待しにくいですが、極端に安い値段がつくわけでもありません(状態によります)。
- 手間: メルカリは1点売るのに平均で「〇〇分かかる」といった調査は見当たりませんが、出品から発送完了までの一連の作業を考えると、1点あたり数十分~1時間程度の時間はかかる可能性があります。大量にある場合、その手間は膨大になります。もったいない本舗は、箱詰めと集荷依頼の手間(数十分程度)だけで済みます。
「少しでも高く売りたい」ならメルカリ、「手間をかけずに処分したい」ならもったいない本舗、というトレードオフの関係にあると言えるでしょう。
あなたはどっち?ケース別おすすめガイド
結局どちらを選べば良いのか、具体的なケース別に考えてみましょう。
「もったいない本舗」がおすすめなのはこんな人・こんな時!
- ✅ とにかく時間がない、手間をかけたくない!
- ✅ 引っ越しや大掃除で、大量の本・CD・ゲームを一度に片付けたい!
- ✅ 値段がつかなくてもいいから、まとめて引き取ってほしいものがある。
- ✅ ISBNコードが付いている、一般的な古本・CD・DVD・ゲームが多い。
- ✅ メルカリでの細々とした作業(出品・梱包・発送・やり取り)が面倒だと感じる。
- ✅ すぐに現金化したい(メルカリで売れるのを待つのが嫌)。
「メルカリ」がおすすめなのはこんな人・こんな時!
- ✅ 少しでも高く売りたい!手間をかける時間と意欲がある。
- ✅ 比較的新しい本、人気の本・CD・ゲーム、限定版やレア物がある。
- ✅ 本・CD・ゲーム以外にも、洋服や雑貨など色々な不用品を売りたい。
- ✅ 自分で商品の価値を調べて価格設定するのが得意(好き)。
- ✅ 購入者とのコミュニケーションを楽しめる。
- ✅ 少量ずつ、自分のペースで出品・販売したい。
まとめ:手間なく大量処分なら「もったいない本舗」が断然おすすめ!
メルカリともったいない本舗は、どちらが良い・悪いではなく、目的や状況によって使い分けるべきサービスです。
高く売れる可能性があるのはメルカリですが、その分、出品から発送までの一連の手間と時間がかかります。少量で価値の高いものを売るには向いていますが、大量のものを処分するには相当な労力が必要です。
一方、もったいない本舗の最大の魅力は、その「手軽さ」です。自宅にいながら、不要になった本・CD・DVD・ゲームをダンボールに詰めて送るだけ。特に、引っ越しや大掃除などで「とにかく早く、楽に、大量に片付けたい!」というニーズには、もったいない本舗の宅配買取が最適です。
私自身の「持ち込み買取で手間をかけたのに安かった…」という後悔からも、自宅から送るだけで完結する宅配買取の価値は非常に高いと感じています。値段がつくか分からないものでも、まとめて送れる安心感もあります。
もし、あなたの家に読まなくなった本や聴かなくなったCD、遊び終わったゲームが眠っているなら、まずは手間なく利用できる「もったいない本舗」の無料査定を試してみてはいかがでしょうか? 部屋がスッキリするだけでなく、思わぬお小遣いになるかもしれませんよ。
もったいない本舗で簡単・無料査定を申し込む
買取対象商品や送料無料の条件、申し込み手順などの詳細は、公式サイトでご確認ください。無料のダンボール申し込みも可能です。